ブラウザ戦争という言い方はミスリードだと思う。
正確なベンチでもないので極論は避けるべきだが、FF3はGCの1.5倍のメモリを消費していた。
もちろん、これはいろんな動作をさせた後のメモリ増加傾向を加味してないし、FF2とくらべFF3の省メモリかなり効いているので一概には言えない。
しかし、やはりお世辞抜きに起動は軽く、シンプルなUIにより画面は広く使え、それこそGMailやGoogleカレンダーを使うのにはもってこいだった。それでも、GCがIEの市場を大きく切り崩せるとは思えないし、メディアが言うようにGoogleがマジでそんなことを考えてるとも私には思えない。絶対に別な意図と勝算があるからだと思う。
実際GCをいじっていると、そこかしこにある方向性が見いだせる。
デフォルトで組み込まれているWebアプリにローカルストレージを提供するGoogleGears。Shit+ESCで起動するタスクマネージャ(なんと大胆で図々しい名前だろうw)、売りの一つであるプロセス単位で起動したタブの状態を管理しているようだ。さらに「アプリケーションのショートカットを作成」という機能。
(PGの端くれとして言うと、昨今のAJAX環境とGearsがあれば確かにかなりのものが作れるのは間違いない。)
奇妙な点は他にもある。
なぜ、Googleほどの大企業がアップルやモジラファウンデーションですら成し得ているマルチプラットフォーム同時リリースができないのか?
彼らは、唯の移植ではなくプラットフォームとの親和性を持たせたいから時間がかかっていると語っているが、これは半分本当だが半分嘘だと思う。なぜなら、どう考えてもGCのWindows版はUIからして、まるでiTunesの様に既存のアプリケーション設計に従っていない。
親和性なんか真っ向無視しているとしか思えないやり方である。
そんなGCにどんな親和性が必要なんですか?とw
これらが示しているのは、GoogleがGCで狙っているものは、明らかにIEのブラウザ市場ではない、OSのシェル(WindowsならExplorer)そのものの地位でありアプリケーションプラットフォームそのものだ。
おそらくGoogleは、MSに対してWEBをベースとしたアプリケーションによりプラットフォームの乗っ取り合戦を仕掛けようとしている。
とはいえ、こんな出たてのGCを誰がわざわざインストールするのだろうか?
それがちょうど良いものがあるのだ。「小型軽量、画面を広く使えるブラウザ」の活躍できる場所、それは最近急速に立ち上がっているネットブック市場だ。

しかし、GCなら実用的な速度で、画面もそこそこ広く使えるに違いない。
加えて低価格が売りで利幅の薄いネットブック市場では、コスト的にGoogleに有利な条件でGCのバンドルを実施することができる。恐らくネットブックメーカーもGCのバンドルでコストが回収できるなら喜んでバンドルするはずだ。
#久々に書きました。元気です。





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