赤ポッチ10元なり

あの赤ポッチはトラックポイントと言っていうなればマウスのかわりです。感触としてはちょうど猫の舌のようにザラザラとしており、指の腹に引っかかる感じです。(*最近は違う形状もありますが私は古いタイプが好きです。クラシカルドームというらしい)
ところが、これ使ってるうちにザラザラが取れてきて京都のお寺の柱のようにツルツルしてきます。こうなると指が滑っちゃってまともに使えません。なので、通常は予備をいくつか持っています。
しかーし!こともあろうに私、日本に忘れてきました。そんなわけで、上海で赤ポッチを手に入れるべく上海の電脳街その1である徐家匯に行ってまいりました。目的地はリンク先のページにあるドーム様の建物でございます。
この建物、さながら一昔前の秋葉原のジャンク街です。フロア全体に数十もの小さな店がカウンターを並べて似たようなものを似たような値段で売っております。そもそも赤ポッチが簡単に手に入るとは思ってなかったので、ウロウロして適当な店の人に赤ポッチとメモを見せて
「ヨウ・マ?(有[口馬])」
と聞きますと予想通り
「メイ・ヨウ。(没有)」
と言われます。あきらめて他に行こうとしたら、そのおばちゃん、別な店の人のとこに連れてってくれます。で、行く先の店のにーちゃんに聞いてくれますがやっぱりないとのこと・・・・。そしたら、そのにーちゃん、英語で2階のThinkPadを売ってる店なら手に入るかもしれないよ!と教えてくれました。(前にも書いたけど、ボッタクリ以外は結構人情味にあふれて親切なんです。w)
で、早速ThinkPadを売ってる店に行きます。IBM公認店の証明書もありますし、店構えもIBMそのものです。こりゃもう間違いないわけで店員に聞きます。
「没有。」
なんですとぉーーーー!公認店じゃん、ThinkPadメチャメチャ売ってるじゃん。皆どうしてるんだよ・・・・・。世界のIBM、こんな店公認するなよ!
しかし、このまま帰るつもりはありません。(この辺が意味不明に負けず嫌い)
いったん奇妙な造詣のドーム型ビルを後にし隣のビルに行きます。こうなれば意地でも手に入れてみます。ThinkPadを売ってる店に片っ端から聞きます。するとある店舗で、店員が「100元であるよ。」と言います。椅子に座って待ってたら、こともあろうに目の前のThinkPadを指差して「これととっかえろ」と言います。
全然意味がわかりません・・・・・。さすがに話にならんので断って店を出ると、さっきの店員が追っかけてきて私を別な場所へ連れて行きます。
つれてかれた先はジャンクパーツを扱う店舗、店員のにーちゃんも秋葉原にいそうな太ってめがねをかけたタイプです。ショウケースにもガラクタが並んでいて、なぜか信用できそうですw
ここにつれてきた店員がなにやら話すと、太ったにーちゃんは店舗の奥に行って何か持って来ました。
おおっ、これはまさしく、赤ポッチ!
でもさ・・・、これなんか変じゃない?1個だけだし、他のThinkPadの付属品じゃない?いいの?こんなの・・・・。まあ、贅沢も言ってられないので値段を聞きます。
「100元。」
いや、ありえないっす。日本でも10個で1000円ぐらいだから、10個で100元ならわかるけど1個で100元、ありえません。
「1個、100元?不要。不要。日本、10個100元。」
と言うと、悪びれずに
「10元。」
と言います。ちょっとだけ高いけど、探してくれたし、これ以外ないから買いました。(っていうか、マジで100元で売りつける気だったのかよ。w)
上海マサキさんに自分の分も買っておいてと頼まれていたので、ついでにもう1個お願いしたらさすがにないと言われました。(というわけで、手に入りませんでしたw)
油断がならないのか、融通が利くのか、なかなか面白いところです。
#帰りに八百屋さんで件の蜜柑を買いました。4斤(kg)で5元でした。どうやら、自宅の近くのマーケットでもボッタクられていたようです。この3倍の値段でしたからw



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